パチスロの実機の相場価格がどう決まるのか、疑問を抱えている方は少なくありません。
- 少し前は100万円以上のお金を支払わなければならなかった
- 今では50万円以下とかなり値下げされている
- 一度下がったと思ったらまた高騰していた
このような変動はパチスロの実機では多く、家スロを考えている人にとって購入時期のタイミングを見計らうのは意外と難しいのです。
そこで、実機の相場価格を決めるポイントを大まかに説明していますので、参考程度に目を通しておきましょう。
中古市場にパチスロ台が多く出回ると価格が安くなる
パチンコやパチスロの新台が中古品として販売されるのは、新台回転率が大きく関わっています。
パチスロ業界では数年前にイベントが全面的に禁止となり、ホールはお客さんを集めにくくなりました。
「7のつく日は出します!」とアピールできなくなり、その代わりに新台入れ替えを頻繁に行って集客を行うホールが増えたのです。
- 新台入れ替えはイベントではないのでホームページでも紹介できる
- お客さんが集まればたくさんの人が回すのでホールは儲かる
- 新台入れ替えの頻度が増えれば減台される機種も当然のように増える
- 中古市場にパチスロ台が多く出回って相場価格が下がる
上記のような仕組みとなっていて、ホールから直ぐに撤去されるような台は直ぐに価格が下がります。
ホール側としても新しい内に売りに出せば買取価格は高くなり、そのお金を元手にして更に新台を購入できるので入れ替えの頻度が高くなっているのではないでしょうか。
人気機種や評判の高い機種は価格が高くなる
人気機種や評判の高い機種は価格が高くなりやすく、実機で購入するのは少々難しくなります。
何を基準にして「人気がある」「評判が高い」と決めるのか困難ですが、大まかな目安を幾つか挙げてみました。
- バジリスク絆や初代まどマギなど登場してから数年間が経ってもホールで現役として活躍している
- 有名なアニメとのタイアップ作品で原作のファンがたくさんついている
- パチスロの歴史を覆すような新しい機能やシステムを取り入れている
メーカーが力を入れて作ったパチスロ機種も人気が高くなり、ホールがいつまで経っても手放さなければ中古市場に出回りにくくなって実機の相場価格が上がるというメカニズムです。
その良い例がバジリスク絆で、他の機種は数万円以下とどんどん価格が下がっているのにも関わらず、登場してから3年以上が経過した今でも実機の価格は30万円以上もします。
バジリスク絆をメイン機種にしているホールも実に多いですし、人気のパチスロ台を実機で購入できるレベルのお手頃な価格になるまでには長い時間がかかると心得ておかなければなりません。
検定期間による影響
パチスロの実機の相場価格は、機種の検定期間とも大きく関わっています。
どの台も検定を通してからホールへと設置しなければならず、以下では簡単にまとめてみました。
- 検定期間はホールへと設置できる状態の期間を指す
- 規定に沿った正しい状態であれば特に上限はない
- 検定を通過してから3年以内は変更承認申請で部品の交換や修理ができる
- 変更承認申請の届け出をした後は更に3年間設置できる
「登場してから10年近くも経過する台なのになぜホールで打てるのだろうか?」と疑問を抱えている方は少なくありません。
それは変更承認申請で再検定を繰り返しているのが理由で、「レア台として残しておきたい」と考えるホールには古い機種がたくさんあります。
つまり、3年間の検定期間を過ぎると再検定に出さないホールもあり、中古市場に溢れれば実機の相場価格が安くなるのです。
気になっている機種の検定がそろそろ切れそうであれば安くなるタイミングですので、もう少し待ってからネット通販で購入してみてください。
自分が欲しいタイミングで実機を購入しよう
パチスロの中古市場の動向を素人が掴むのは不可能です。
どれか一つではなく複数の要素が絡まり合ってパチスロの実機の相場価格は決まっていて、昨日までは1万円だった機種でも次の日には3万円と高騰しているケースもあります。
既に表のホールには設置されていないレア台の場合、気付いた時には在庫切れとなっていることも多いでしょう。
そのため、パチスロの実機は自分が欲しいタイミングで購入すべきです。
タイミングを逃したことで二度と手に入らない可能性も十分にありますし、高い出費だとしても自分が満足できれば問題はないので、相場価格には神経質になり過ぎないでください。